資本戦略・事業承継対策部の山田です。
愛知県も緊急事態宣言が発令されたこともあり、休日も家で過ごす日が多くなりました。
大体映画を観ているのですが、是非皆様に観ていただきたい映画があるので紹介します。
「恋妻家宮本」という日本の映画で、妻が隠していた離婚届を夫が見つけてしまうところから物語が始まります。
というとものすごくドロドロした映画に思えますがコミカルなシーンが殆どで、その中にも心温まるシーンがある、といった作品です。
私はこの映画で出てくる「今必要なのは正しさではなく優しさなのではないでしょうか」というセリフがとても好きなのですが、
友人や家族など、周りの人と会話をしていて意見が食い違ってしまうときにこの言葉を思い出し、自分が正しいと思う事が相手にとって必要なのかを考えるようにしています。
税理士という仕事は税法等の様々な法律に基づいた正しい判断が常に求められるもので、道を踏み外しそうになる人に正しい道を示すことも仕事のうちだと思います。
ただ、「こうやって決まっているからこうして下さい!」と押し付けられては、いくら正しい事であってもあまり気分の良いものではありません。
まずはお客様のお話を聞き、お気持ちに寄り添い、そのうえで正しい判断を行う、というプロセスを一つ一つ大事にしていかないといけないなと、恋妻家宮本を観ながら改めて思いました。